ボルシア・ドルトムントは20日に行われるブンデスリーガ第4節で敵地に乗り込み、ヴォルフスブルクと対戦する。トーマス・トゥヘル監督は、チームがここ2試合の大勝を正しく評価することを期待した。

ドルトムントは14日のチャンピオンズリーグ(CL)初戦でレギア・ワルシャワに6−0と勝利を収めると、その3日後のリーグ戦でダルムシュタットも同じスコアで粉砕。ドイツメディアで“テニススコア”と表現されたこの2試合に対して、トゥヘル監督はヴォルフスブルク戦に向けた会見でチームが浮かれることはないと強調した。

「選手たちは正しく評価できている。いつもと同じように対応できていると思う。我々は勝利しても、課題について話すことはあるが、この2試合ではそうする必要がなかった。全体的に優れたパフォーマンスだったので、そう話しても良いだろう。我々はこれらの結果をヴォルフスブルク戦のようなチャレンジにも必要としている」

指揮官が警戒するヴォルフスブルクは開幕以降3試合で無失点を維持する一方で、ドイツ代表FWマリオ・ゴメスを加えたものの攻撃陣がまだ噛み合っていない。だが、それでもトゥヘル監督は相手が攻撃的な姿勢を見せると予想している。

「彼らはホームで非常に攻撃的なプレーを目指すだろう。彼らの本拠地でプレーするのが簡単だと感じたことはない。常に手強い攻撃力を有し、スタイルも攻撃的だ。我々は彼らが送り込む多くのクロスに対し、上手く守らなければいけない。(最近2試合とは)まったく別のレベルで試されることになるだろう」

この夏、ポーランド代表MFヤクブ・ブワシュチコフスキがドルトムントからヴォルフスブルクに移籍した。トゥヘル監督は同選手が移籍した理由についても語っている。

「彼はあちらでは右サイドバックとしてとても馴染んでいるようだ。ドルトムントでも、彼にそのポジションを与えることを考えていた。だが、そうすると彼のポーランド代表の同僚で親友であるピシェ(ルカシュ・ピシュチェック)のライバルになってしまう。彼は結局、別の道を選び、あちらではユーロ2016での好調を維持しているね。ヴォルフスブルクのスタイルにもフィットしている。大きなパーソナリティーの持ち主だ」

また今夏ドルトムントに加わったポルトガル代表DFラファエル・ゲレイロだが、これまで本職とされていた左SBではなく、より攻撃的なインサイドハーフの位置で起用されている。トゥヘル監督はその理由を次のように説明した。

「私のなかでは、ラファエルは”左”に関連するすべてを可能とするんだ。ひとつのポジションに固定するには優れすぎている。トレーニングからすでに早い段階で分かっていたことだが、これでみんなもそれを知ることになったね。精度の高さ、ゴールの演出力、シュート。彼はすべてをこなせるんだ」

なおクラブの公式ウェブサイトによる予想だと、そのゲレイロはヴォルフスブルク戦ではベンチスタートとなるようだ。4−1−4−1で臨むドルトムントの中盤に右からゴンサロ・カストロ、マリオ・ゲッツェ、香川真司、ウスマン・デンベレが先発メンバーに名を連ねている。