独占インタビュー(文:アルベルト・ピニェロ)

スペイン代表に今回初招集されたマンチェスター・ユナイテッドに所属するMFアンデル・エレーラ。実は、最初は同僚のスペイン代表GKダビド・デ・ヘアの"ドッキリ"だと思ったと『Goal』に教えてくれた。

「召集の連絡を受けた時、僕はマドリードにいたよ。短い休みを利用して数日でも彼女と娘とで休暇を楽しもうと思ってね、マンチェスターにいると、どうしても恋しくなるんだ。実を言うと召集のニュースを初めに聞いたのは監督からじゃなくて、ダビド(・デ・ヘア)からだった。彼から電話があっていきなり『早くこっちにこいよ(フレン・)ロペテギがお前を連れてくってさ』って言われて最初は冗談だと思ったよ。でもすぐ後に監督から連絡があって、急いで準備して誰よりも早く練習場に着けるようタクシーに飛び乗ったよ(笑)」

今回が初招集となったエレーラだが、デ・ヘア以外にも過去に一緒にプレーした選手が多く、違和感なくチームに溶け込めているようだ。

「ダビドとはU21やオリンピックでも一緒だったから心強く思ってるよ。でも他にも昔から知っている選手は何人かいるし、チーム全体からも歓迎されてると感じるから居心地が悪いとは思わないね。確かに僕は中々代表には呼ばれなかったけど、祖国を代表してプレーすることを諦めることなんて絶対なかったよ!」

ここまで代表に呼ばれることが無かったが、エレーラは諦めることはなかったと言う。

「もちろん召集の可能性を報道されながらも呼ばれず落胆することもあった。でも最近はクラブでもコンスタントにプレーできているし、代表のレベルにも遜色ない自信はあった。とにかく色々あったけど、大切なのは今この瞬間だよ。代表としてプレーできるチャンスがすぐ目の前にある。だから後はどれだけ代表への気持ちが本物かピッチの上で示すだけさ」

ジョゼ・モウリーニョがマンチェスター・ユナイテッドの指揮官に就任して以降、目に見えて出場機会を増やしているエレーラ。ユナイテッドではピボーテとしてプレーをしているが、代表でのポジションについて問われると「そうだね、プレーするのはクラブと同じディフェンスラインの一つ前の位置になると思う」と答えた。

「率直に言って守備面での貢献がより多く求められると思うけど、モウリーニョもここで僕を起用してくれているし十分にこなせると思ってるよ。確かにスペイン代表ではこのポジションに世界トップレベルのセルヒオ・ブスケッツがいるけど、僕だってここで定位置を確保して貢献できる自信は持っているよ」

6日のイタリア戦では出番がなかったエレーラだが、9日(日本時間10日)に行われるアルバニア戦で初出場なるか注目が集まる。