ペップ・グアルディオラほど、ファンに興奮をもたらす監督はいまい。マンチェスターの"青い方"の興奮は、グアルディオラ就任の一報で最高潮に達した。

『Goal』のファン投票によると、27%ものファンがグアルディオラをUEFAチャンピオンズリーグにおいて"最もエキサイティングな監督"として票を投じている。これは、2位につけるディエゴ・シメオネ(20%)、そして3位のアーセン・ヴェンゲル(19%)を大きく引き離す結果となっている。

だが、一方でマンチェスター・シティを"観戦するにあたり最もエキサイティングなチーム"としたのはわずか7%に過ぎない。ボルシア・メンヘングラッドバッハを4−0で一蹴し、そしてスリリングな結末となったグラスゴーでのセルティック戦(3−3)を経た上でもだ。

66%のシティズン(シティサポーターの愛称)がペップ改革を喜んでいる。また、54%が今週行われるバルセロナ戦がグループステージの天王山だとしている。カンプ・ノウに帰還するペップにとってこの試合は、現状の仕上がりを確認するバロメーターとなるだろう。


 

イングランドで衝撃的なスタートを切ったペップ。就任から公式戦10連勝は、マンチェスター・シティの監督としては史上初の偉業だ。プレミアリーグ開幕から6連勝もクラブ史上2人目の記録である。
 
ポゼッション率も昨季の57%から64%に上昇。試合あたりの得点数も1.87から2.37まで大きく増加。7戦目には首位に立ち、得点数はリーグ最強クラスを誇る。

ペップはプレッシングを得意とし、毎試合のようにボールを支配する。そして、フェルナンジーニョをワンボランチに据え、足元に優れたスイーパーキーパーの導入する新たな戦術的な変化は、ファンの間に充分過ぎるほど話題を振りまいた。

バイエルン指揮時には、進化を持ち込み、クラブに新たなプレースタイルを植え付けた。マンチェスターでペップに求められているのは、完璧なる進化だ。近年のシティは、成功を手にしたものの、「哲学」に欠けると批判されることもあった。それをもたらすのが、ペップに期待されている役割ということだ。

前任のマヌエル・ペジェグリーニ監督が指揮していたシティは、時にアイデア不足に見えた。結果として、チームよりも個に頼るフットボールになっていた。

ペップは選手たちに、システムに対する理解を求める。選手たちはまだ、完璧に理解はできてはいないものの、その片鱗を見せ始めている。

「スピード、プレッシング、すべてだ」と話す、とあるシティのサポーター。「昨シーズンは歩いているだけのヤツがいた。だけど、今じゃ全員が集中して何百マイルも走るんだ。全力でな。最高だよ」


 

地元のライバル、マンチェスター・ユナイテッド相手に勝利し、その事実は浮き彫りとなった。ここまでのペップにとって残念な結果は、セルティックと引き分けたこと、トッテナムに敗北したことだ。だが、それですらスペクタクルだった。

「僕はシティをあんまり観なかったんだ…いつも退屈なフットボールをしていたからね」と話すのはとあるユナイテッドファン。「だが、"レッド"としては認めたくはないがペップによってシティをもっと観るようになった」

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