ヌリ・シャヒン、香川真司、マリオ・ゲッツェ…。ここ数年の間、一度別れを告げた選手たちを再獲得してきたボルシア・ドルトムントだが、ハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOはマンチェスター・ユナイテッドに渡ったアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリャンに関しては、復帰の可能性がないと断言した。

トーマス・トゥヘル監督の下で、昨季は主力選手の一人となったムヒタリャンだが、ドルトムントの契約延長オファーには応じず、ユナイテッド移籍を選んだ。同選手の代理人を務めるミーノ・ライオラ氏が移籍を押し通したとも報じられたが、ヴァツケCEOはドイツ『キッカー』のインタビューで、ムヒタリャン移籍は「100%選手本人の決断」と強調。そしてライオラ氏について、次のように語っている。

「ライオラはインテリジェントであり、強引だ。彼は独自のビジネスモデルを持つが、ムヒタリャンに関しては交渉に入るときから分かっていた。彼の移籍については、すべてが明白だ。ライオラはムヒタリャンの件に関して、終始正当に振る舞っていた」

ユナイテッド加入後、負傷などで出場機会をほとんど得られていないムヒタリャンだが、ドルトムントが今後再獲得に動き出す可能性を問われたヴァツケCEOは「ノー」と断じている。

「賢い選手であれば、どういった環境に移るのかを事前に考えるべきだ。ドルトムントのように整った環境のなかでプレーして、彼はやっと機能するようになった。だが、すぐにそれを捨てるということを私は疑問に思う」

一方で、バイエルン・ミュンヘンに移籍したドイツ代表DFマッツ・フンメルスのドルトムント復帰に関しては、多少異なる見解を述べている。

「フンメルスを戻す(笑)? それは私にとって大きな夢だ。その夢は現実的に評価することができると思うけどね」