レアル・マドリーは、ブラジル代表MFカセミロを欠いてから負の連鎖に陥っているようだ。スペイン『アス』が伝えている。

カセミロはリーガエスパニョーラ第4節エスパニョール戦(2−0)で左足首を負傷した。マドリーはその後ビジャレアル戦(1−1)、ラス・パルマス戦(2−2)、チャンピオンズリーグ・グループC第2節ボルシア・ドルトムント戦(2−2)と勝ち星から遠ざかっている。

ビジャレアルに引き分けるまで、マドリーはリーガで16連勝を飾り、ジョゼップ・グアルディオラ監督が2010−11シーズンにバルセロナで記録した最多連勝記録に並んでいた。カセミロは、その16試合のうち実に13試合で先発出場を果たした。

マドリーはカセミロの離脱をきっかけに守備が崩壊している。ジネディーヌ・ジダン監督はMFトニ・クロースを中盤の底で起用しているものの、ドイツ代表MFに過度な負担が懸かっているのは明らかだ。ドルトムント戦では、試合を通じて20本のシュートが浴びせられ、約半数が枠内に収められた。これはジダン監督が就任してから最多の被シュート数である。

マドリーが同様の問題を抱えるのは、これが初めてではない。ジョゼ・モウリーニョ監督(現マンチェスター・ユナイテッド)はDFペペを中盤の底で起用した過去があり、カルロ・アンチェロッティ監督(現バイエルン・ミュンヘン)はDFセルヒオ・ラモスを同ポジションで試した。いずれも結果が伴わず、両指揮官はその布陣を断念している。

「チームにシートベルトを着用させる」と『アス』で評されるカセミロの不在は、思いのほかジダン監督とマドリーに損害を与えている。早急に解決策を見いださなければ、リーガで首位から陥落することになるかもしれない。