カリスマ指揮官には、やはり強烈な個性があるのだろうか。アンドレ・ビラス=ボアス氏は、マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督との間に確執があることを認めている。

ビラス=ボアス氏は以前ポルト、チェルシー、インテルでモウリーニョ監督の下アシスタントコーチを務めた。だが2009年にポルトガルのアカデミア・コロンビアからオファーを受けて監督として独り立ち。同クラブを2部降格の危機から救った後、ポルト、チェルシー、トッテナム、ゼニト・サンクトペテルブルクで指揮を執った。

アムステルダムで行われたカンファレンスに出席したビラス=ボアス氏は、現ユナイテッド指揮官との関係性について次のように語っている。

「モウリーニョの下で監督業を学んでいた時期は、自分のキャリアの中で最も素晴らしい時間だった。本当に多くのことを学べたし、彼との仕事で自分を別のレベルに引き上げられたと感じている」

「モウリーニョのそばで仕事をすれば、誰もが彼に恋をするだろう。彼のようになりたい、彼の知識を吸収したいと思うんだ。彼が自分のアイドルようになるんだよ」

だがモウリーニョ監督は、ビラス=ボアス氏の第一監督への転向を快く思わなかったようだ。

「私は成長を望んでいた。何かをする必要性に駆られていた。インテルから退団するため、モウリーニョに監督としてオファーが届いていることを伝えたよ。彼と口論になった。でも、私は監督になるには正しい時期だと思っていた。そこで我々の関係は壊れたよ。今はモウリーニョの携帯番号すら知らない」