PGAツアー
 2年に1度開催の名誉をかけた欧米決戦 ライダーカップが現地時間29日にいよいよ開幕。全米オープン、全米プロゴルフ選手権の舞台ともなった米国ミネソタ州のヘーゼルティン・ナショナルGCで、欧米24人の精鋭たちがマッチプレーで熱戦を繰り広げる。

 過去40回、89年の歴史を誇る同大会では、通算成績で見ると米国チームが25勝と優勢だが、過去10戦の戦績は欧州チームが8勝2敗と圧倒的。前回の2014年大会では欧州チームが5ポイント差の圧勝を飾っている。今大会でも欧州勝利となれば大会史上初の4連覇達成となるだけに、母国開催の米国チームにとっては絶対に負けられない一戦だ。

 その米国チームで主将を務めるのは2012年大会でも主将を務めたデービス・ラブIII。“タスクフォース"と呼ばれる特別対策チームを組んで覇権奪回への準備を進め、副主将にはタイガー・ウッズ、ジム・フューリックにバッバ・ワトソンらも名を連ねた。ダスティン・ジョンソン、ジョーダン・スピースら擁するメンバー12名のうち初出場は2人と少なく、〝内紛"が明るみになった前回大会含め、過去の教訓を十分に生かせるかが鍵となる。

 敵地でのカップ防衛を目指す欧州チームはダレン・クラーク(北アイルランド)が初の主将を務め、ローリー・マキロイ(北アイルランド)、ヘンリック・ステンソン(スウェーデン)らが中心的な存在。つい先日12名が出揃った米国とは対照的に、8月末にチームの形が整っていた点も見逃せない。マシュー・フィッツパトリック(英)をはじめ初出場が6人と半数に及ぶだけに、経験豊富なリー・ウェストウッド(英)やセルヒオ・ガルシア(スペイン)らのリーダーシップ、そしてクラークの采配が戦局を大きく左右しそうだ。

競技形式は、初日、2日目がフォーボール(2人のうち良い方のスコアを採用)4マッチとフォーサム(1つのボールを2人が交互に打つ)4マッチで争われ、3日目最終日はシングルス12マッチで雌雄を決する。各マッチ勝利で1ポイント、引き分けで0.5ポイント(負けは0ポイント)が与えられる。

【米国チーム】
ダスティン・ジョンソン
ジョーダン・スピース
フィル・ミケルソン
パトリック・リード
ジミー・ウォーカー
ブラント・スネデカー
ブルックス・ケプカ
ザック・ジョンソン
リッキー・ファウラー(キャプテンピック)
マット・クーチャー(キャプテンピック)
J.B.ホームズ(キャプテンピック)
ライアン・ムーア(キャプテンピック)

【欧州チーム】
ローリー・マキロイ
ヘンリック・ステンソン
ジャスティン・ローズ
ダニー・ウィレット
セルヒオ・ガルシア
ラファエル・カブレラ-ベロ
アンディ・サリバン
クリス・ウッド
マシュー・フィッツパトリック
リー・ウェストウッド(キャプテンピック)
マーティン・カイマー(キャプテンピック)
トーマス・ピータース(キャプテンピック)