長い1年間のシーズンも今週がいよいよ最終戦。「ザ ツアーチャンピオンシップ」がジョージア州のイーストレイクGCを舞台に開幕する。ギャラリーの注目は大会の優勝者と年間王者、そして1,000万ドルのボーナスの行方だ。

フェデックスカップランクでトップ5につける選手たちは、今大会で優勝すれば自力で年間王者の称号を手にすることができる。最終戦に向けてリセットされたポイントランクではダスティン・ジョンソンがトップ。今季まだ優勝のないポール・ケーシーがなんと5位につけている。

Golf Channel解説陣が、トップ5の選手のうち誰が年間王者になるのか予想した。

ビリー・クラツァート
「アダム・スコットだと思います。これまでプレーオフシリーズでは3回のトップ5入りを果たしています。ストロークス・ゲインド・ティー・トゥ・グリーンとアプローチでは 今季トップにつけていますから、あとはパッティングの調子だけです。

ザ ツアーチャンピオンシップで争うのは30人だけですが、BMWチャンピオンシップでは距離の短いパットでミスが目立ち、世界屈指のプレーヤーが集まる最終戦では致命的となります。ですが、アダム・スコットは2006年にイーストレイクで優勝していますから、コースのことを良く知っているだけでなく、自信も持っているはずです。ボールストライキングの調子は絶好調なので、ほんのわずかでもパットが復調すれば、優勝争いに絡めるでしょう」

トリップ・アイゼンハワー
「上位5人の選手全員に優勝のチャンスはあるでしょうが、フェデックスカップランク1位でザ ツアーチャンピオンシップに臨んで優勝したのは2009年のタイガー・ウッズだけです。その傾向が続くとすれば、今年優勝するのはダスティン・ジョンソンではありません。私が注目するポール・ケーシーはイ−ストレイクで2回プレーし、ともにトップ5入りを果たしました。

ケーシーは今季、パーオン率ではツアー2位につけ、2週連続2位フィニッシュと絶好調のままザ ツアーチャンピオンシップに臨みます。2010年大会では、見事なアイアンショットでグリーンをとらえました。そしてプレーオフシリーズでのリカバリー率は、ケーシーがトップです。イーストレイクのグリーンでショートサイドにつけたら、寄せワンを決めるのが極めて厄介となるため、これは強力な武器となります

2012年にブラント・スネデカーが5位でザ ツアーチャンピオンシップに臨み、優勝したときのように、ケーシーも今年やってくれると思います。2010年以降のツア−・チャンピオンシップで、ケーシーは合計8ラウンドにわたってトップ5に君臨しています」

2年前のビリー・ホーシェルが見せた猛チャージほどではないとはいえ、プレーオフシリーズ前のランキングを考えると大躍進といえるケーシー。2週連続2位フィニッシュを決めて最終戦を迎える39歳はかなり有利な立場にいると言えるだろう。