米男子ツアーのプレーオフシリーズ最終戦、ザ ツアーチャンピオンシップが現地時間22日、ジョージア州のイーストレイクGCで第1ラウンドの競技を終了。松山英樹はストロークス・ゲインド・パッティングで全体1位の3.813をマークするなどグリーン上で冴えを見せ、4アンダー66のラウンドでダスティン・ジョンソン(米)らと首位を分け合った。

 ボーナス1000万ドル(約10億1,600万円)が与えられる年間王者の座をかけ、熾烈な戦いの末に出場30人まで絞られた最終戦。ビッグタイトルへ優勝が絶対条件の松山は難しい1番でピンそばにつけバーディ発進も、続く2番でアプローチミスからボギー。それでも4番、5番と5メートル強のバーディパットを続けて決めると、6番では手前のバンカーから90センチに寄せて3連続バーディを奪う。

 迎えた8番では2打目が池に入るトラブルに見舞われたが、落ち着いて3メートルのパットを沈めボギーで切り抜けた。「パッティングとバンカーショットがここまで良い感じだとスコアは伸びてくる」と振り返った松山は以降スコアを落とさず2バーディを上積み。最終18番をバンカーから寄せてバーディとし、トータル6バーディ、2ボギーの「66」でトーナメントをリードした。

 とはいえ光明の見えたパットに対し、ショットは手応え不十分。「(良いショットは)あまりなかった。良くなるかなと思って、きっかけはあったがそこからドライバーがうまく打てなかったり、アイアンが打てなかったりバラバラ」としつつ「もうちょっと良い当たりでフェアウェイにいけばもっとピンを狙えたりするので、もう少しかなと」と気を引き締めた。逆転年間王者へは今大会優勝のうえに他選手の結果次第と条件は厳しいが、2日目も好位置をキープして週末に臨めるか。

 松山とトップに並んだのはフェデックスカップポイント・ランキング1位につけるジョンソンとケビン・チャペル(米)の2人。1打差4位タイには世界王者ジェイソン・デイ(豪)にケビン・キスナー(米)、キム・シウ(韓)が続く。2年連続年間王者を目指すジョーダン・スピース(米)は、ポイントランク6位のローリー・マキロイ(北アイルランド)、同5位のポール・ケーシー(英)らと並ぶ2アンダー68の7位タイとなった。

 そのほか、ポイントランク3位のアダム・スコット(豪)は1アンダー69の11位タイ。同2位のパトリック・リード(米)は3オーバー73の18位タイと出遅れている。なおポイントランク現在5位以内の選手は、今大会優勝で他選手の結果に関わらず年間王者の座をつかめる。