PGAツアー
 現地時間1日、欧米マッチプレー決戦 ライダーカップは2日目の競技を終えた。最終日へ向けて、9.5対6.5と欧州チームとの差を広げた米国チームではこの日、エースペアのパトリック・リード&ジョーダン・スピース組が1.5ポイントを獲得。初日からの4連戦で計2.5ポイントを勝ち取る活躍を見せている。

 前回大会負けなしのリード&スピース組は、初日午前のマッチ1から欧州の主力ペア、ヘンリック・ステンソン(スウェーデン)&ジャスティン・ローズ(英)とぶつかり、3&2で快勝。しかし、午後のマッチ1では同ペアに5&4と大差で敗れ、2日目午前のフォーサム(1つのボールを2人が交互に打つ)ではセルヒオ・ガルシア&ラファエル・カブレラ-ベロ(ともにスペイン)と引き分けに終わった。

 ガルシア組とのマッチでは一時4アップから終盤に巻返されたとあって、さすがに疲労の影響も感じられたリード&スピース。2日目午前の競技を終え、前日2ポイントだった米国のリードは半減し、デービス・ラブIII主将はこのエースペアを午後のセッションにも起用するか迷っていたという。

 米Golf Digest(電子版)によると、ラブは副主将のタイガー・ウッズに同ペアを戦わせるべきか温存すべきか意見を求めたようだ。すると、タイガーは「またプレーさせるべき。彼らはとても良いプレーをしている」と起用を進言。2人は午後のフォーボール(2人のうち良い方のスコアを採用)マッチ4でステンソン&ローズと3度目の対戦に向かった。

 結果は、2&1で見事にリード&スピースが勝利。特にリードは、オールスクエアで迎えた6番パー5で残り79ヤードの3打目を直接バックスピンで沈めるなど出色のプレーを披露し、4連続を含む計5バーディ量産で勝利を手繰り寄せた。

 しかし、タイガーの意見から見事に主将の采配的中となった裏には、リードからの強いアピ―ルがあったようだ。ペアを組んだスピースは「今週初めに彼は5試合に出たがっていた。タイガーが『おそらく1セッションは休むことになる』と告げたとき、彼は『1試合も俺を休ませることにはならない』と言ったんだ」と明かしている。

 初日から2勝1敗1引き分け、強気なリードは母国でのカップ奪還を目指すチームのけん引役となっている。決戦の最終日シングルスでは、絶好調リードと欧州のエース・マキロイがマッチ1で激突。勝負の行方を左右する重要な一戦は、果たしてどちらに軍配が上がるのか。