マルタ島、ゴゾ島、コミノ島という個性豊かな3つの島で構成されているマルタ(マルタ共和国)。

マルタ共和国の主要3島のうち、少し特殊な位置を占めるのがコミノ島です。

マルタ島やゴゾ島は、中心地があって、住宅街があって、バスがあって、レストランがあって、いわゆる“生活”が営まれている普通の島ですが、それらと比べるとコミノ島は無人島かと思われるほどの殺風景さと小ささです。

定住人口はわずかに4人。

面積は3.5平方キロメートル(東京ディズニーランド約7個分)。観光客がいなければ人を見かけることはごく稀ですし、少し高台に登れば島の全ての海岸が見渡せます。

そんなコミノ島の海は格別。

建造物も極端に少ないので、何にも気を煩わされることはありません。

今回はコミノ島でするべき3つのことをご紹介します。

1. 早朝に行く

コミノ島の海の美しさは多くの観光客にも知られているようで、ゴゾ島やマルタ島からの船が発着する“ブルーラグーン(Blue Lagoon)”は、ハイシーズンの10時を回る頃には人で溢れかえっています。

出店も人の数に合わせてたくさん並んでいます。狭いビーチに、パラソルや寝椅子が所せましと敷かれています。


そのため、透き通るシアン色のブルー・ラグーンの本当の美しさを堪能したい方は、出来る限り早起きして、まだ観光客が押し寄せてくる前に訪れてください。

2. あてもなく歩く

ただ、人で溢れかえっている場所は、コミノ島ではブルー・ラグーンのみです。

ですので、早朝に起きれなくてもご心配なく、ブルー・ラグーンで降ろしてもらったら、そのまま登って行って、右か左か、気の向くままに島を散策してください。個人的には、ブルー・ラグーンを背に右側(島の南側)を巡るルートをお勧めします。

すると、ほんの少しの人にしか見つかっていないのが不思議なほど美しいダイビングポイント(シュノーケリングポイント)にめぐり合えるはずです。

そのまま島の中ほどまで進んで行って、対岸からでも見える“聖マリア塔”を訪れるのもアリ。度重なる敵からの侵攻を防ぐための監視塔として活躍した歴史を持ちます。

3. 洞窟巡りのチケットを買う

ほとんどの場合、コミノ島行きのチケットはマルタ島もしくはゴゾ島の港で購入し、そこからそのまま出発することになると思います。

多少の変更はあるかもしれませんが、購入の際に、帰りは“直行”か“洞窟めぐり”かを選ぶように聞かれます。

コミノ島を初めて訪れる方には、5ユーロほど多く払う必要はありますが、“洞窟めぐり”のチケットを買うようお勧めします。

島の散策を楽しんだ後、決められた時間にブルー・ラグーンを訪れると、やけに小型な船が用意されていますが、それが洞窟めぐりの船。陽気なマルタ人の船主が、(わざと)波に船を揺らしながら、コミノ島の周りにたくさんある洞窟を見せてくれます。

この洞窟はハリウッド映画撮影に使われた、などという豆知識を共有してくれるのも魅力的です。

ぜひ、コミノ島を訪れた際は、あなただけのお気に入りのスポットを見つけて、のんびりした時間をお過ごしください!