豊かな自然に囲まれた長野県では、自然が作り出す美しい風景を楽しめる観光スポットが数多くあります。その中でも絶大な人気を誇るのが、手軽に絶景を楽しめ、パワースポットとしても有名な上高地です。

上高地には日本国内からのみならず世界中から人々が訪れます。

この地が世界中に知れ渡ったのは明治時代まで遡り、イギリス人の宣教師で日本近代登山の父とも言われているウォルター・ウェストンによって世界に知らされました。

標高約1500メートル、特別名勝・特別天然記念物に登録されている山岳景勝地には、現在では年間200万人もが訪れます。

その美しい自然や新鮮な空気を守るためにマイカー規制がされているため、上高地へはバスでアクセスします。松本方面から向かう場合、松本バスターミナルからの直通バスを利用するか、新島々駅まで電車で行きそこでバスに乗り換えます。また沢渡(さわんど)まで車で行き、そこからバスを利用する事も可能です。

バスは大正池、帝国ホテル前、上高地バスターミナルの順で停車し、好きな所で降りて散策を開始できます。

大正池で下車してみましょう。バスを降りた途端にひんやりした新鮮な空気が身を包み、それだけでも上高地に来た事を実感します。バス停のすぐそばに広がる大正池は、現在も活動している焼岳(やけだけ)が大正時代に大噴火をし、その際に泥流が梓川の流れをせき止めた事から生じた池です。

水面に焼岳が映し出され、とても美しいです。

ハイキングコースを歩いていくと、上高地のハイライトの1つでもある河童橋にたどり着きます。お土産などを販売する売店や食堂はこのエリアに集中しており、特に賑やかなエリアです。

河童橋の上から望む穂高連峰はまさに絶景!目の前に広がる雄大な穂高連峰と手前を流れるブルーの梓川は、まさに息をのむほどの美しさです。川辺まで降りて水に触れてみれば、その冷たさに驚くはずです。

橋から明神池までは、梓川の左岸、右岸のどちらにもハイキングコースが整備されています。新鮮な空気を吸い、立ち枯れの木々や清流の織りなす美しい風景を眺めながらの散策はとても気持ちが良いです。

明神池は一之池と二之池に分かれており、穂高神社奥宮がある神域となり「鏡池」や「神池」とも呼ばれています。まるで時間が止まったかのように静かに佇み、神聖な雰囲気が一帯を包み込んでいます。

夏から秋にかけて、休日になると上高地は大変込み合います。昼過ぎになると河童橋周辺は特に混雑するので、それを避けたい方は平日、そして朝の早い時間に散策に向かう事をおすすめします。

新鮮な空気を胸いっぱいに吸いながら、豊かな自然が作り出す絶景を楽しんでみてはいかがでしょうか?