台風18号は29日現在、フィリピンの東のマリアナ諸島周辺を西へ向かって進んでいる。気象庁によると、今後は少しずつ北寄りに進路を変えて、今週末には沖ノ鳥島近海に到達し、週明けには沖縄や奄美地方に接近する見込み。

 気象庁によると、台風18号は29日午前9時現在、マリアナ諸島近海を時速15キロで西に進んでいる。中心気圧は1000ヘクトパスカルで、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで、風速15メートル以上の強風域を伴っている。

 今後は、勢力を強めながら、週末1日〜2日にかけて沖ノ鳥島近海に到達し、週明けには沖縄の南の海上に接近する見込みで、沖縄・奄美地方では3日ごろは大荒れや大しけとなるおそれがある。

 一方、上空には、日本列島を横断するように秋雨前線が停滞している。前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、西日本では大気の状態が不安定となり、きょう夕方にかけて、九州北部と四国を中心に、雷を伴った非常に激しい雨が降る。

 30日朝までの24時間に予想される雨量は、いずれも多いところで九州北部・四国地方で150ミリ、近畿地方で100ミリで、気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水やはん濫に警戒するよう呼びかけている。