開幕からしばらくは四番を打ったルナ(画像)


一週間後にクライマックスシリーズ、ファイナルステージを迎える広島が10月5日、本格的な調整に入った。

…と言いたいところだが、台風18号の影響で予定されていた社会人チーム、JR西日本との練習試合は屋外でのシート打撃に変更され、さらに雨の影響でマツダスタジアムに隣接する屋内練習場での実戦打撃などに予定変更。

とはいえ妥協は一切なし!午前9時30分ごろ始まった練習は延々、4時間近く続けられた。

屋内でのシート打撃では主力組の四番に新井貴浩が入り、五番は当然、神ってる鈴木誠也、さらに六番にはエルドレッド、七番にはルナが入った。

今季、開幕から17試合目までは四番ルナ、五番エルドレッドだった。

しかし4月半ばにルナは右ハムストリングスを痛め戦線離脱。6月中旬にはエルドレッドが同じところを痛めて出場登録抹消。代わりにルナが一軍に戻ってきた。

さらに8月中旬にはルナの打撃が下降気味となり、入れ替わりで故障の癒えたエルドレッドが一軍へ。

そして9月10日、チームが25年ぶりのリーグ優勝を果たしたその3日後、ルナも一軍に還ってきた。

そこからレギュラーシーズン終了までの12試合でエルドレッドとルナが併用されたのは8試合。

パターンは次のとおり。

四番ルナ…六番エルドレッド(1試合)
四番ルナ…七番エルドレッド(1試合)
四番エルドレッド…六番ルナ(1試合)

六番ルナ…七番エルドレッド(4試合)
六番エルドレッド…七番ルナ(1試合)

よってこの日、試した六番・ルナ、七番・エルドレッドはここまで公式戦では4試合。短期決戦ではひとたび受け身に回ると、1勝のアドバンテージがあっても苦しくなる。攻めの姿勢を前面に押し出そう、ということなのだろう。

ただし、そうなるとサードにルナ、レフトにエルドレッド。このラインの腋が甘くなる危険性もはらんでいる。

広島のクライマックスシリーズにおける先発3本柱はジョンソン、野村、黒田でいずれもゴロを打たせてとることでシーズン中、白星を積み上げてきた。

10月1日の最終戦のあと、長いインターバルを挟むことになった広島。社会人チームとの練習試合やシート打撃などでレギュラーシーズンとは違う並びの下位打線に磨きをかけながら、再び最強打線を目指すことになる。