黒田が午後7時から広島市内で会見した。在広局のテレビ新広島では急きょ、番組を変更して午後7時からその模様を会見会場を繋いでお茶の間に伝えた。

黒田の会見の要旨は次のとおり。


本日はお忙しい中、このような時間帯にこのような場を設けていただきありがとうございます。

昨日、球団の方に引退の意向を伝え、了承していただき本日練習前にまずは監督、コーチ、選手、裏方さんの前で、引退することを伝えました。そして、そのあとこういう場を設けていただき、今までたくさんのファンの人に応援していただいたので、そういう人たちに最後の登板の前になんとか報告できればいいかなと思って、こういう場を設けていただきました。

(引退の)理由はたくさんあるんですが、まだ日本シリーズの登板も残っていますし、なかなかその、うーん、すべてを伝えるのは難しいのですが、まずひとつは今年、リーグ優勝して、日本シリーズに進出できたことは大きな要因だったんじゃないかと思います。

2、3年前からずっと毎年、毎年そういう気持ちでシーズンを迎えてたので、ただほんとに(引退を)考え出したのは9月過ぎ、優勝が決まってから考えました。

相談というか、引退は自分自身で決めましたし、あとは横におられる鈴木さんには何度かお話させていただき、選手の中では新井には伝えていた、それ以外はお話することはなかった。優勝が決まったあとぐらいだったような気がします。もう1年やらないんですか、と言われたが、自分の意思も堅かったんで、ある程度納得してくれたと思います。

いろいろ難しいところがあったのですが、シリーズがすべて終わってから伝えようと思っていたのですが、日本シリーズ進出も決まって、もしかすると次に投げる登板が最後になるかもしれないので、まずはチームメートに伝えないといけないという気持ちと、今までたくさん応援してもらったので自分の口でそういう人たちに伝えないといけないと思いこういうタイミングになりました。

最高のシーズンを送れたんで、まったく悔いはないですね。

(日本シリーズへ向けて)あと何試合登板できるか分からないですが、今までも最後のつもりで常にマウンドに上がってきたのでそれは変わらないと思いますけど、ケガを恐れずめいっぱい投げていきたいなと思っています。

広島に去年帰ってきて、ほんとにたくさんの声援をいただいたので日本一という形で恩返しできるよう、選手一丸となって日本シリーズを戦っていきたいなと思います。