声優で歌手の水樹奈々(36)が22日、兵庫・阪神甲子園球場で女性ソロアーティストで初の単独ライブを行った。父親は巨人ファンだが、小さい頃から阪神ファン。途中、ゲリラ豪雨に見舞われながら「いろんな甲子園が味わえて、気持ちいい。天の恵み」と終始笑顔で新アルバム(12月21日発売)の収録曲「STARTING NOW!」など27曲を聴かせ、3万7000人を熱狂させた。

 念願かなったステージで躍動した。同所では過去に女性ボーカル・YUKIがいるJUDY AND MARY、サザンオールスターズらがステージに立ったが、02年以降は騒音や天然芝保護の問題で、長年の信頼関係があったTUBE以外はライブを行っていなかった。TUBEは25回を区切りに、昨年で幕引き。水樹は、数年にわたって同所にラブコールを送り続け、熱意が伝わった。

 ジェット風船など甲子園ならではの演出を盛り込み、開催が決まってから練習を重ねたサックスで「六甲おろし」も披露した。4月には4度目の東京D公演を行った。「まだ信じられなくて、鳥肌が止まらない。1年のうちに“1人伝統の一戦”ができるなんて、最高で幸せ」と4時間近くを駆け抜けた。