ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長(85)が13日、都内で約8か月ぶりに取材に応じ、昨年末で解散したSMAPについて激白した。

 “生みの親”として自ら説得も5人は解散。木村拓哉(44)以外の4人の独立、移籍話が今も取り沙汰される中、「みんな、それぞれの気持ちがある」と本人たちの意思を尊重しつつ、「だけど、みんな出て行くことを前提に話はしていないと思いますよ。そんな“やぼっちい”人間じゃない」と残留へ期待をにじませた。

 昨年1月13日に中居正広(44)ら4人が事務所から独立、木村が残留という対立構造が明るみに出てからちょうど1年。解散という結末に、ジャニー社長は「悲しい」とする一方、今後について「僕は絶対、永遠に後押し、バックアップ、応援をしていくつもり」と力を込めた。

 解散・分裂騒動にあった昨年5月に取材に応じた際には「僕に相談なしで、とかくするはず絶対ない」と解散回避もほのめかしていた。その後、同8月に解散発表に至るまで5人そろって2度、個人面談も2度行ったが、説得は実らなかった。「僕なんかが。老人の口で何を言ったって。彼たちは、やっぱり素晴らしい世界を(築いていく)。解散しても充実してますからね」。力及ばなかった悔しさもにじませながら、今後に目を向けた。

 28年前、ジャニー社長自ら「Sports Music Assemble People(スポーツと音楽を融合させる人々)」の頭文字を取って名付けた。今、思いは違う。「頭文字を取ると『すばらしい、メモリー、ありがとう、パワー』。だから終えちゃっていいんじゃないか。彼たちは一人一人やっていけるっていう自信がついたっていうことですよね」と前向きに受け止めた。

 契約は毎年デビュー日の9月9日の3か月前を過ぎれば1年間の自動更新となる。5人が今後どんな決断を下そうと“親”だからこそ受け止める。「今後ますます、それぞれの世界を作り上げていくんじゃないかと。期待はものすごくあります。だから『SMAP、ありがとう』と」―。