女優の小西真奈美(38)が14日、東京・渋谷のシネパレスで主演映画「トマトのしずく」(榊英雄監督)の初日舞台あいさつに出席した。

 2010年頃に撮影されたが「様々な事情で」(同監督)日の目を見ることはなく、15年の「お蔵出し映画祭」でグランプリと観客賞を受賞。公開にこぎ着けた。小西が「私にとって大切な作品。観客賞がうれしい。『みんなに届いたんだ』って。監督よかったね」と話したように、登壇者からは感激の言葉が相次いだ。

 吉沢悠(38)は「年明けからうれしいです」。原日出子(57)も「この映画はいつ見られるんだろう、と心配していた。正月で一番うれしい」と笑顔。当時、小学1年生だった杉山優奈(14)は今や中学2年生に。この日は制服で登壇し「当時のことは、ほとんど覚えていません」と笑わせた。

 映画は、離れて暮らす父親と娘が時間をかけて溝を埋めていくストーリー。榊監督は「地味な映画ですが、公開できて感無量」としみじみ。「優奈ちゃんはすっかり大きくなり、みんなも程よく年を取った。誰も欠如せずに迎えられました」とおどけていた。