東京都の築地市場(中央区)の移転問題を巡り、14日に公表される移転先の豊洲市場(江東区)で実施している地下水モニタリングの最終結果について、小池百合子都知事(64)が13日、「かなり厳しい数字が出てくる可能性が高いと思います」と述べた。この日、出演したBS日テレの「深層NEWS」で語った。

 小池氏は「(14日の)数字によって考えなければいけないことが山積している。誰かが片づけないとダメ。それを買って出たということ」とも話した。事前に、都の担当部局から報告を受けたかどうかは明かさなかったが、12日に築地市場を視察した際は移転問題の判断を前倒しすることも示唆。当初は外部有識者で構成する「市場問題プロジェクトチーム」の報告を受け、今夏にも判断するとしていたが、14日の検査結果は移転可否の判断に大きな影響を与えそうだ。

 「安全性の確認を第一優先とする」との方針を示しており、土壌汚染費用などを含め、約6000億円がかかった整備費用についても疑問視。小池氏は「スカイツリーが1本650億円。豊洲にはそれが10本。安全という意識を最初の方からきちんとしなければいけなかった」と指摘した。

 関係者によると、豊洲に移転しない場合に備え、並行して築地の改修案も検討を進めている。