東京都の小池百合子知事(64)は14日、築地市場(中央区)の移転問題を巡り、移転先の豊洲市場(江東区)の地下水モニタリングの最終結果を受けて「想定を超える数値が出て驚いている」と話した。

 モニタリングの結果、有害物質のベンゼンが最大で環境基準の79倍検出されたことが判明。都が同日午後に開いた豊洲の土壌汚染対策を検討する「専門家会議」に暫定値として報告した。

 移転時期に影響が出る可能性もあるが、小池知事は「今日の結果を受けて専門家に議論して頂き、参考にしたい」と話すにとどめた。

 昨年9月に公表された8回目の調査でも、環境基準を超えるベンゼンとヒ素が検出されており、新たな汚染対策が必要となりそうだ。小池知事は「科学的分析を優先すべき。生鮮食品を扱う市場であることを勘案しないといけない」と強調した。

 小池氏はこの日、東京・豊島区で第4回目の希望の塾を開催した。