◆第96回天皇杯 ▽3回戦 川崎4−1千葉(22日、等々力)

 12試合が行われ、川崎は延長の末、千葉を4―1で下した。17日のリーグ大宮戦でJ1通算12回目の退場を喫したFW大久保嘉人(34)は“みそぎの2得点”を奪った。ベスト16による4回戦は11月9、12日に開催。ACL出場の広島、G大阪、浦和、F東京が加わり、10月4日に組み合わせ抽選が実施される。

 格の違いをみせた。格下相手に延長戦まで持ち込まれたが、FW大久保は「午後6時開始だったし、丁度よかったんじゃない」と余裕たっぷり。両チームで足をつる選手が出る中、延長から真価を発揮した。1点リードの同後半3分、カウンターにいち早く抜け出すと、GKとの1対1を冷静に沈め、7分後にもゴール前の混戦を制し、2得点。J1通算12回目の退場を喫した大宮戦のみそぎを済ませたエースは「延長後半はフロンターレらしい距離感でプレーできて、久々に楽しかった」とニンマリ。

 左けい骨骨折でリオ五輪出場が断たれたDF奈良も、5月14日神戸戦以来約4か月ぶりの公式戦でいきなりのフル出場。激しいマークで復活を印象づけたが、「無失点にこだわっていたので、悔しい。まだまだ課題は多いし、これから改善していきたい」と謙虚に語った。(田中 雄己)