◆大相撲秋場所13日目(23日・両国国技館)

 東幕下2枚目・山口(27)=宮城野=が東41枚目・玉木(23)=高砂=の全勝対決を制して幕下優勝を決め、14年夏場所以来の十両復帰を確実にした。「玉木君の立ち合いがすごかったけど、しっかり攻めるところは攻められた。玉木君はいい相撲を取るので、一生懸命に相撲を取って勝てればいいなと思っていました」。

 十両に落ちてからは腰を手術。その後はバセドー病が発覚した。だが、この状況と真摯に向き合い、地道な努力の結果が、十両復帰となった。「下に落ちてから1年、病気がわかって1年。人間って変われるもんだなと思いました。長いようで短かったです。師匠(宮城野親方)も励ましてくれたし、横綱(白鵬)もどこに行くにも『オレに付いてこい』と引っ張っていってくれました。何回も腐りそうになりました。薬が効かなかったら相撲を辞めようかなとも思いました。これからは一日一日をしっかり生きようと思います」と最後まで笑顔だった。