日本ハムの武田勝投手(38)が23日、札幌ドーム内で記者会見し、今季限りでの現役引退を表明した。「私、武田勝は今シーズン限りでユニホームを脱ぐ決意をいたしました。11年間、幸せな時間でした。本当にありがとうございました」と話した。

 武田勝は東京・関東一高、立正大、社会人・シダックスを経て、2005年ドラフトの大学・社会人4巡目で入団。技巧派左腕として09年から4年連続で2ケタ勝利を挙げた。14、15年は3勝止まりで、今季は1軍登板はなかった。

 4度のリーグ制覇、1度の日本一に貢献した。今季限りでの現役引退について「やはりプロの世界は結果。ここ2、3年は自分はまだまだ出来る、負けたくない。そういう気持ちから若手を応援していく自分に切り替わっていった。11年出来ると思わずここまで来ました」と振り返った。思い出に残る試合については「4度の優勝、日本一と言いたいんですけど、僕らしく(11年の)オールスターでの4ホーマー(を打たれたこと)だと思います」と笑わせた。

 30日のロッテとの今季最終戦(札幌D)で引退セレモニーが行われる。今後については「11年間スピードも背もなく筋力もなくやってきた。まず体を休めたいと思います。(引退セレモニーで)全力で120キロ出したいと思います」と話した。