阪神・福原忍投手(39)が23日、兵庫・西宮市内のホテルで引退会見を行った。「関係者やファンのみなさんに支えられて18年間、現役生活を続けることができました」と涙ながらに感謝の言葉を述べた。

 広島・広陵高から東洋大を経て1999年にドラフト3位で阪神に入団。2006年には自己最多12勝をマーク。中継ぎ転向後は11年から5年連続で50試合以上に登板し、14年に42ホールドポイント(HP)、15年は39HPで最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得した。

 18年目の今季は開幕からセットアッパーを務めたが、本来の投球ができずに4月20日に登録抹消。その後は2軍で調整を続けたが33試合に登板し0勝1敗5セーブ、防御率6・59で1軍昇格を果たせず、1軍での登板は8試合にとどまっていた。

 「先輩に2度、リーグ優勝を経験させてもらった」と思い出を語った右腕。「(心残りは)日本一になれなかった。強いタイガースを作ってもらいたい」と夢は後輩に託した。

 今季最終戦の10月1日の巨人戦(甲子園)で引退セレモニーが行われる。