両チーム合わせて13人のハリル・ジャパン候補が、25日のG大阪―F東京戦(吹田S)で御前試合を迎える。

 現在第2ステージ2位で、首位・浦和を勝ち点差2で追うG大阪。優勝に向けた一戦を、日本代表のハリルホジッチ監督も視察予定だ。G大阪の長谷川健太監督(50)は「F東京は個の力が高い選手が多い。そういった相手に、どうやってゴールをこじ開けるか」と日本代表DF森重らを擁する相手に、より高いゴール前での精度を求めた。

 今月AFCが公表したロシアW杯アジア最終予選の予備登録メンバー89人に、G大阪からはGK東口、DF藤春、米倉、丹羽、MF井手口、今野、大森、FW倉田、F東京はDF森重、丸山、小川、MF高橋、米本(負傷中)がリスト入り。9月のUAE、タイ戦では東口、森重、丸山がメンバー入りしたが、海外組のコンディションが整わなかったこともあってUAEに敗れるなど1勝1敗。10月のイラク、オーストラリア戦ではメンバーの入れ替えもあり得る。

 G大阪では17日の名古屋戦でJ1初ゴールを含む1得点1アシストのリオ五輪代表MF井手口に加え、MF大森、倉田のアタッカー陣が好調。F東京でもリスト外ながらDF室屋、MF橋本といったリオ世代が出番を増やし、フル代表入りを狙っている。

 中でも注目はG大阪の192センチFW長沢。公式戦8戦7得点とプチブレーク中の大型FWは、ハリル・ジャパンのレギュラーでもあるF東京DF森重とのマッチアップを前に「相手のことは関係なく、自分のプレーをすることが大事だと思っています」と冷静に語った。抜群の高さに加え「守備は得意」と本人も語るように、豊富な運動量で前線からのプレッシングのスイッチ役にもなる28歳。大一番で結果を出せば、“ハリル・リスト”に食い込んでくる可能性も出てくる。