J1ベガルタ仙台は13日、仙台市内で今季初の全体練習を行った。F東京から完全移籍で新加入した元日本代表FW平山相太(31)は、今季プロ初のシーズン2ケタ得点を挙げることに意欲を見せた。

 190センチの長身ストライカーは、2005年からオランダ1部リーグのヘラクレスとJリーグのF東京で12年間プレーしたが、10ゴールに到達したシーズンはない。最多は05―06年季にヘラクレスで記録した8得点。Jでは10年の7得点止まりだ。キャリアハイの2ケタ得点について聞かれると、「それがチームの役に立つことだと思う。こだわっていきたい」と力を込めた。

 この日の練習は積雪でグラウンドが使えず、室内施設で行われた。午前中の気温は氷点下。長崎・国見高時代は「怪物」と呼ばれた男も、「今まで体験していない寒さ」と苦笑いだが、「ポジティブ(前向き)に捉えたい。雪景色も見られますし。グラウンドが使えなくても、自分のコンディションを上げるためにやれることはある」と話した。

 Jチーム間では初の移籍だが「サッカー人生の大きな決断で分岐点になると思うけど、迷いはなかった」と平山。ゴールを量産し、決断が正しかったことを証明する。(竹内 竜也)