高校サッカー新人戦西部大会は14日から予選リーグを勝ち抜いた16校による決勝トーナメント(T)に突入。1回戦勝者が県切符を獲得する。予選Gブロック1位の浜松日体は、DF進藤慶太朗主将(2年)を中心とした全員サッカーで、12年ぶりの県大会出場を目指す。東部でも14日に3回戦が行われ、勝者8校が県大会へ進む。

 浜松日体は予選3勝1分けと負けなしだ。シード2校に対してオイスカに1―1、予選突破をかけた浜松湖東戦では1―0と競り勝った。「押し込まれる場面もあったが、全員が勝利への執念を見せ、球際でよく頑張った」と岩崎悟志監督(46)。ノーシードからの快進撃を振り返った。

 3―6―1と中盤を厚くし、リーグ4試合10得点2失点と攻守で安定した。運動量が豊富な左サイドの進藤がチームをリード。昨年末に京都遠征で大学生などと試合を行い「ボールを大事にするサッカーができて自信となり、予選の好結果につながった」と進藤。右MF鈴木優佑(2年)と連動して攻撃を展開する。

 ドリブラーのMF袴田虎之介(2年)が好調だ。浜松湖東戦で決勝弾、浜松学芸戦ではハットトリックとチーム最多4得点。理系で国公立大への進学を目指す優等生は「シャドーの位置で得点に絡みたい」と闘志を燃やす。スピード系の1トップ沢柳実白(ましろ、2年)も3得点で続く。

 次戦の掛川東はノーシードで2位通過だがシード小笠を破り、侮れない相手。昨年総体西部決勝T1回戦・浜北西戦でロスタイムに失点して1―2と苦い敗戦を経験した進藤は「その教訓を生かし、最後まで全員サッカーを貫く」と予選の戦いを再現し、県切符をつかみ取る。(青島 正幸)