【サイパン13日=ペン・尾形圭亮、カメラ・中島傑】DeNAから巨人にFA移籍した山口俊投手(29)が自主トレを公開した。

 昨季終盤に右肩違和感を訴えたこともあり、現在は50〜60%の状態をキープしている。「例年よりも、かなり遅いペースだと思います。まだ恐怖心があるので、それを少しずつ取り除いていければいい」。当地で3度目のブルペン入り。捕手を立たせて約30球を投げた。

 その後は、強烈な日差しを受けながら、外野フェンス沿いを黙々と走り続けた。「FAで移籍してきた以上、最低限2ケタは勝たないといけない。でも、それで今から焦って、一年間棒に振ることになってしまうことのほうがマイナス。複雑な心境ではありますが、まずは(右肩の)不安をゼロにすることが一番」

 昨季は菅野と並びリーグトップタイの5完投で初の2ケタとなる11勝(5敗)。肩が万全に戻れば、フル稼働する力とスタミナはある。「最終的には100%の状態で開幕に合わせるつもりです」と冷静に照準を定めている。