昨年10月の国内メジャー、日本女子オープンをアマチュアで初めて制した畑岡奈紗(18)=森ビル=が13日、都内で国内ゴルフ用品最大手のダンロップスポーツとの3年総額1億2000万円(契約年数と金額は推定)のゴルフ用品契約を結んだことを発表した。

 今月末から米ツアーに主戦場を置く女子高生プロは、大好きなプロ野球・巨人の坂本勇人内野手(28)が出場するWBC観戦応援プランも抱き、米国での“共闘”に思いをはせた。

 人生の節目の誕生日に、サプライズプレゼントが待っていた。この日18歳を迎えた畑岡は、ダンロップスポーツの関係者から坂本のサイン入り色紙を贈られて感激。会見後、約100人の報道陣に囲まれ、照れた表情で喜びを語った。「(関係者を通じて)巨人の坂本選手からサイン入り色紙を頂いて。すごくうれしいです」と目尻を下げた。

 小学時代に野球をやっていた畑岡は、当時から坂本の大ファンだ。「(サインの横に)『頑張って下さい』と書いてあって」と憧れの人からのエールに心を躍らせた。今月26日開幕のピュアシルクバハマクラシックから米ツアーに本格参戦するが「(坂本が日本代表で出場する)WBCも(米国で)見に行きたいですね」と目を輝かせた。

 他メーカーからのオファーもあったが「愛着と信頼がある」と中学3年から愛用するダンロップを“相棒”に決めた。会見の途中で、同社と契約する松山英樹から「ダンロップ契約選手として、同じ世界一を目指して頑張っていきましょう」とのビデオメッセージを受けた。「私も松山プロのように、何回も世界で優勝できる選手になりたいです」と感謝。心強い支えと刺激を得て、米国で世界一を目指す挑戦がまもなく幕を開ける。(榎本 友一)

 ◆主な新人の契約

 ▽タイガー・ウッズ 96年にナイキと5年45億円。

 ▽星野英正 00年にダンロップと5年3億円。

 ▽横峯さくら 04年にダンロップと3年1億2000万円。

 ▽宮里藍 04年にブリヂストンと3年1億円。

 ▽石川遼 08年にヨネックスと5年10億円。

 ▽松山英樹 13年にダンロップと5年15億円。

※金額はいずれも推定

 ◆森ビルと3年の所属契約

 畑岡は森ビルと3年の所属契約(金額非公表)も発表した。師匠の中嶋常幸(62)が主宰し、畑岡が1期生の「トミーアカデミー」が、森ビルのグループ会社が運営する茨城・宍戸ヒルズCCという縁で、キャディーバッグに同社のロゴが入る。森ビル関係者によれば、アスリートとの所属契約は初で「弊社も世界一の街づくりを目指しており、畑岡さんと同じ志を持って歩んでいきたい」と話した。