釧路コールマイン(KCM)のベトナム人研修生6人が22日、釧路市消防本部の指導の下、市中央消防署で救護訓練を行った。研修生らは同本部の救助資機材や装備などを見学したほか、ロープを使った降下訓練を体験し、日本の救護技術を学んだ。

 同本部の指導を受けた救護訓練は今年で3回目。ベトナムの炭鉱で救護を担当する救護技術向上コースの研修生が参加した。

 ロープや資機材の点検の頻度、訓練の内容などについて質問した研修生に対し、同本部特別救助隊の平山智史司令補が「ロープに少しでも傷があれば交換する。訓練は年間600時間に及び、夜10時まで自主訓練をする隊員もいる」などと説明した。

 その後、ロープを使って高さ約6メートルの壁を昇降する訓練や、長さ約20メートルのロープを渡る訓練などを体験。研修生班長のブゥー・ニアン・ズオンさん(36)は「日本の消防機材、技術はすばらしい。ベトナムに戻ってプロの技能を活用したい」と話した。(小川郁子)