生きたままの函館市特産スルメイカを調理する親子向け料理教室「活(い)きたスルメイカを料理してみよう!」が22日、市総合保健センター(五稜郭町)であった。子どもたちはイカのみそ汁などメニュー4品をつくり、市の魚であるスルメイカについて知識と愛着を深めた。

 函館市や地元の漁協、農協でつくる「函館農水産物ブランド推進協議会」の主催。2012年度から地元の農水産品を食材に、毎年数回開いている。今回は道内で函館が最多の漁獲量を誇るスルメイカを選んだ。

 市内の小学生や保護者ら31人が参加。いけすを積んだ活イカ運搬専用車両から、海水が入った発泡スチロールへイカを移し替えるところから見学。その後、函館漁港(入舟町)で水揚げされたイカ50匹を各班に分かれてさばいた。

 料理は函館市漁協函館地区女性部6人が講師を務めた。親子は慣れない手つきで包丁などを使い、生きたイカの内臓を除き、皮をはいで、細切りにした。子どもたちは「切られてもまだ動いている」と歓声を上げながら作業に熱中していた。函館大妻高の調理クラブの生徒5人も手伝った。

 調理したのはイカのみそ汁のほか、イカゲソメンチ、イカのゴロ煮、イカ刺しの4品。試食した深堀小6年の磯谷つぐみさんは「嫌がるイカに水を掛けられて大変だったけど、いい経験だった。おいしい」と笑顔をみせた。(長谷川紳二)