【新ひだか】アイヌ民族の英傑を追悼する第70回シャクシャイン法要祭(実行委主催)が22日、日高管内新ひだか町の真歌公園で開かれ、道内各地から約千人が参列した。

 公園内にあるシャクシャイン像前でカムイノミ(神への祈り)をささげた後、加藤忠・北海道アイヌ協会理事長は「皆さんの協力で、アイヌ民族の生活を支える新法をぜひ制定したい」とあいさつ。大川勝・新ひだかアイヌ協会会長はシャクシャイン像が老朽化したため、「(建て替えで)来年は新しい像を見せたい」と述べた。

 芸能交流会も開かれ、地元をはじめ、道東などの保存会が各地で伝承している古式舞踊を披露した。

 シャクシャインは真歌を拠点に不平等な交易でアイヌ民族を圧迫した松前藩と戦ったが、1669年10月23日に同藩との和睦の席で殺された。(飯島秀明)