【網走】網走市観光協会などは地元の食と観光の魅力を広める「ABASHIRIバル」を11月に市内の飲食店で初めて行う。スペインのバル(飲食店)に見立てて飲み歩くイベントで、約1カ月間にわたり開催。オホーツク網走マラソンで多くの参加者が訪れる今月23〜25日には、市中心部で「プレバル」を開いて、PRする。

 同観光協会や若手の飲食店経営者などでつくる実行委「ABASHIRIバルプロジェクト」が、立ち飲みブームに乗じ、閑散期を迎える市中心部の活性化を狙って企画した。

 本イベントのABASHIRIバルは11月1〜30日に開き、20店以上の参加を目指す。利用客は3枚つづり2500円(5枚つづりは千円増)の共通チケットを事前に購入。チケット1枚につき、ドリンク1杯と、各店が創作した網走の食材を生かしたおつまみをホタテ貝の皿に盛りつけて提供するルールを設けた。

 スタンプラリー形式の特典も用意。チケットを使った店舗で押印してもらい、スタンプを集めると参加賞が贈られ、特産品が当たる抽選などに参加できる。

 プレバルは旧金市舘ビル跡地「らるあーと」(南4東1)に設けられた店舗と周辺の計16店が参加。本イベントと同じルールで、23〜25日のいずれも午後5〜11時まで開催する。らるあーと店舗ではチケット1枚につき、網走ビールとホタテ貝に盛りつけたザンギと流氷飴(あめ)が付いたセットを提供する。らるあーと会場には参加店を案内する「バルコンシェルジュ」が常駐する。

 実行委は、プレバルの効果を検証した後、本イベントに備え、参加店の拡大や情報発信を進める方針で、現在、本イベントの参加店を募集している。初年度は実証実験として行い、来年度以降については「継続して開催し、定着させたい」(同観光協会)とする。

 チケットは同観光協会や参加店舗などで販売。同バルホームページでは事前予約を受け付けている。問い合わせは事務局の同観光協会(電)0152・44・5849へ。(斉藤直史)