【当別】町観光協会は12日、町内の飲食店5店に地場産の農産品を生かした料理を創作してもらおうと、試食と意見交換会をふとみ銘泉万葉の湯で開いた。当別産の野菜や豚肉を使ったアイデア料理が次々と登場。2月下旬から各店の新メニューに加わる予定だ。

 観光庁の「地域資源を活用した観光地魅力創造事業」の補助制度を利用した。「自然食カフェ&レストランおひさま」「そば切り高陣」「ふとみ銘泉万葉の湯」「レストラン・アリ」「田西会館」が参加。宮司正毅町長、料理研究家の星沢幸子さん、旅行雑誌「北海道じゃらん」の吉田慎吾編集長の3人がアドバイザーを務めた。

 地場産食材を使った玄米野菜天丼やパスタ、シカ肉を使ったスープ、角煮丼、じゃがいもまんじゅう、メンチカツなどが順々に出され、各店の担当者が料理の特徴を説明した。

 町内のブランド豚スマイルポークを使った「当別産豚挽(ひ)き俵ハンバーグ」を出したふとみ銘泉の前田成弘支配人は、「大人から子供まで幅広い層に好まれるもので、スマイルポークのうま味を引き出すメニューを考えた」とPRした。

 星沢さんは「健康志向を考えると野菜がもっと多い方がよい」「ソースはたっぷりかかっていた方が美しい」などと助言していた。

 観光協会は「9月の道の駅開業を前に、当別のまち全体に観光客に来てもらえるよう盛り上げていきたい」としている。

 今回の意見交換会は、観光庁の公募に応じて選ばれた、リクルート北海道じゃらん(札幌)が企画運営した。2月20日発売の「北海道じゃらん」3月号で特集する。5店はアドバイザーの意見を踏まえてメニューの改良を進め、じゃらんの発売に合わせて提供を始める。(成田智加)