苫小牧市の昨年12月末時点の人口は前年比659人減の17万3135人となり、3年連続で前年割れした。死亡数から出生数を引いた人口の自然減が年間313人と過去最大に膨らみ、減少に拍車を掛けた。人口が道内4位の釧路市は減少幅が一層大きく、5位の苫小牧との差は1383人。転出入の多い3月に苫小牧の人口が釧路を上回り、順位が逆転する可能性もある。

 人口は住民基本台帳に基づく。苫小牧市政策推進課によると、3年連続で前年割れしたのは統計が残る1952年以降、2001〜03年に続き2度目。この時期は景気悪化で転出者が増え、転入者が減った。

 苫小牧の人口のピークは13年11月の17万4485人。市内東部で稼働する自動車関連産業の工場などで雇用が確保され、人口は増加してきた。11年以降、自然減が生じたが、転入が転出を上回る社会増が補ってきた。15年は25人増加したが、16年は転出が転入を322人上回り、社会減となった。(田鍋里奈)