能登町柳田小の6年生27人は13日、同町小間生(おもう)公民館で、藩政期から地域に伝わる「久田(きゅうでん)和紙」の紙すきを体験し、モミジの葉などをすきこんだはがきを手作りした。 久田和紙の伝承保存に取り組む「紙工房みわ会」の会員9人が指導した。児童は、コウゾの繊維などが混ざった水に手を入れ、はがきサイズの木枠ですくい上げ、揺らしながら均等な厚さに仕上げた。 能登町では2013年から、全中学校の3年生が、久田和紙を使って自分の卒業証書を作っている。児童の紙すき体験は、中学校進学前に、地元の和紙作りに親しむ機会として、みわ会が初めて企画した。 児童全員が初めての紙すきで、奥野滉太さん(12)は「和紙作りの大変さが分かった」と話した。はがきは公民館で1、2日乾燥され、20日までに児童に届けられる。