射水市放生津町(新湊)の内川沿いに26日、「番屋カフェ」がオープンした。映画「人生の約束」のロケで使われた旧廻船(かいせん)問屋「渡辺家」内にあり、地元の菓子店の甘味を提供するなど、地域に根差した営業が特徴。内川沿いに観光客が増える中、新たな憩いの場として注目を集めそうだ。

 県の「まちの未来創造モデル事業」の補助を受け、地元のNPO法人「水辺のまち新湊」が中心となって渡辺家の改修を進めてきた。内川沿いへの移住促進施設とする計画で、第1弾として蔵と漁具倉庫の「番屋」を改修。カフェとギャラリー、会議などに使えるスペースを設けた。

 カフェ内は、木の板を張った番屋の外壁をモチーフにした壁や、漁具を使った照明などを使い趣のある風情に仕上げた。コーヒー(400円)などの飲み物のほか、地元の菓子店などが作る大福やどら焼き、シュークリーム、プリンなどを提供する。

 完成式で、水辺のまち新湊の本郷俊作理事長が「まちづくりやにぎわい創出の一助になればうれしい」とあいさつ。家主の渡辺宏平さんや四方正治県議、山崎武司射水市市長政策室長、映画「人生の約束」の石橋冠監督が加わりテープカットした。石橋監督は「人が出会う施設になれば町がにぎわう」と喜んだ。

 カフェの営業時間は午前10時〜午後5時。10月3日にグランドオープンし、ランチなどの提供を始める。

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