魚津市の海岸で27日、ことし24回目の春型蜃気楼(しんきろう)が観測された。ことしは4、5月に好天が続いたことから出現が多く、魚津埋没林博物館が記録をとり始めた1992年以降で最多となった。

 午後0時20分ごろから、黒部市生地の堤防が伸び上がったように見えたほか、富山市方面にも現れた。博物館は5段階(A〜E)のEランクとした。

 海の駅・蜃気楼近くの展望スポットでは、魚津蜃気楼研究会会員の戸高一雄さん(70)=上市町上法音寺=ら愛好家がカメラを構え、姿を変える蜃気楼を撮影していた。

 春型蜃気楼は3〜6月に多く現れる。ことしはA、Bランクはないものの、4、5月に各8回出るなど回数が多かった。

 秋の出現は比較的少ない。同博物館はこの日の気温が高く、風も穏やかで蜃気楼が出やすい気象条件になったとみている。2014年は10月に2回現れた。

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