阿賀町豊実で1日、里山アート展が開幕した。稲刈りを終えた田んぼ約6千平方メートルを、農機具や廃材などで作った約40点が彩り、非日常の光景が広がった。

 会場は車いすでも間近で鑑賞できるよう、あぜ道にコンクリートなどを敷く。初日には、福島県郡山市の生活介護事業所「たいむIL」などを利用する障害者と職員ら11人が訪れ、住民と交流を深めた。

 利用者たちは、アート展の実行委員長で豊実在住の彫刻家、佐藤賢太郎さん(68)との交流を縁に、5年続けて出品。今回の「カラフル風車」は、切り込みを入れた空き缶を風車のように幾つもつるした作品だ。株田を渡る秋風を受けてクルクル回り、カラカラと涼しげな音を立てた。

 展示は22日まで。ビニールハウスの骨組みに稲の束をつるしてトンネルに見立てた佐藤さんのアートなども並んでいる。
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