県立近代美術館で開催中の企画展「藤城清治 光よろこびメルヘン展」は9日、3連休の中日とあって朝から多くの人が訪れた。開幕からの入場者が2万人を超え、節目の来場者となった林清俊さん(73)=富山市西中野町=に記念品が贈られた。

 藤城さんは詩情豊かな作風で知られ、幅広い世代から愛される影絵作家。92歳の今も創作の第一線に立ち続ける。企画展は9月16日にスタートし、同27日に1万人を超えた。会場には初期の油絵から、今回のために県内で取材して完成させた最新作まで239点が並ぶ。

 9日は午前9時半の開館から藤城さんのファンや美術愛好家が続々と来場し、午前11時に2万人を達成した。雪山行二館長から記念品を受け取った林さんは「藤城さんは以前から親しんでいる作家。会場が近所なこともあり、企画展がずっと気になっていた。こんなことになってびっくり」と笑顔を見せた。

 前後の車谷穂香さん(7)=黒部市石田小1年、黒部市浜石田、福田多加さん(46)=会社員、富山市婦中町千里=にも記念品が贈られた。会期は11月13日まで。県立近代美術館と北日本新聞社主催。
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