運転免許合宿を行う県内自動車学校でつくる「新潟指定自動車教習所協同組合」が、インターネットによる県外の教習生獲得に力を入れている。組合ホームページ(HP)から申し込むとすし券をプレゼントする企画で申し込み数を伸ばしているほか、「食の新潟」の魅力発信でいざなおうとHPも刷新中。若者の県外流出や少子化で教習生の獲得競争が激しくなる中、組合はHPからの申し込み者数をことしは昨年の2倍に当たる300人にしたい考えだ。

 同組合は自動車教習生を共同で募集する全国唯一の組合組織。新潟関屋、水原、六日町、糸魚川、白根中央、柿崎、妙高の7自動車学校で構成する。1999年からHPを通じて免許合宿をアピール。主に首都圏の教習生獲得に取り組んでいる。

 新潟の食もアピール材料になると考え、HPから予約すると、県内のすし店が提供する特上にぎりずし「極み」の食事券をプレゼントする企画を2012年に開始。徐々に申込者が増え、2015年が137人だったのに対し、今年は8月までに134人に達した。

 さらに、主なターゲットである若者の声を取り入れようと、新潟デザイン専門学校にHP改善への協力を依頼。7月以降、学生3人から意見を聞いたり、自動車学校の設備や寮などを見学してもらったりした。

 学生からは、「食をPRしようとしている割に、HPには食の情報が少ない」「食事の写真をおいしそうに見せるために撮影や加工はプロに依頼すべき」といった指摘があった。組合は学生の意見を元に可能な部分から随時HPを刷新し、さらに申し込みを増やしたい考えだ。

 組合事務局は「免許合宿をPRすることで新潟を訪れる人を増やし、地域活性化の一翼を担いたい」としている。

 免許合宿は、オートマチック車限定で東京から参加の場合、往復の交通費や宿泊費など込みで21万1千円(税込み)から。
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