写真と見間違うような細密な鉛筆画で芸能人を描き、全国的に注目を集めている富山市山室荒屋の古谷振一さん(52)の県内初の個展が21日から、出身地小矢部市のクロスランドタワーが会場となる「空中カフェ2016〜芸術の秋〜」で開かれる。「富山の女性を描く」をテーマに、さまざまな職場の女性の魅力を捉えた新作約10点を披露する。

 女優の柴田理恵、内田もも香をはじめ、看護師や店員、アナウンサーら8人を描いた。今回のためにカメラを購入、モデルの撮影から挑み、構図を思い描きながら自然な表情を狙った。写真を基に1枚につき約1週間かけ仕上げた。「これまで芸能人ばかり描いていたので新鮮な経験だった」

 ことし、ネットニュースで「写真を超えた鉛筆画」と紹介され、一躍脚光を浴びた。投稿した動画の閲覧は600万回を超える。7月に東京・高円寺のギャラリーで初の個展を開催。会員制交流サイト(SNS)のみのPRだったが10日間で約1100人が訪れた。

 「スイーツを目的にたくさん来られると思う。鉛筆画と気付いてほしい」と古谷さん。芸能人を描いた作品の制作風景の動画も流す。現在はA4サイズの作品を描いており「全身像を意識した写真を撮り、全身画など大きなサイズの絵を描きたい」と話す。

 空中カフェはクロスランドおやべ、北日本新聞社主催。個展は開催期間の21〜31日。26日休み。タワー入場料が必要。問い合わせはクロスランド、電話0766(68)0932。

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