越前海岸の冬の風物詩、越前水仙が福井県越前町の一帯で見頃を迎えている。風雨に負けず白いこうべをしなやかに垂れる姿が、観光客を魅了している。

 同町の中岸勝則さん(62)の水仙畑では、白いじゅうたんのように一面に花が咲き広がっている。眼下には越前海岸が広がり、花々が吹き上がる寒風に揺られていた。夕方には夕日がスポットライトの役目を果たし花を浮かび上がらせるため、写真愛好家の間では人気スポットだ。

 また、同町血ケ平の越前岬水仙ランドでも満開を迎えており、今年から入場無料となった影響で、連日多くの観光客が訪れている。旅行で立ち寄った兵庫県西宮市の大山文夫さん(70)は「観光地というよりも、自然栽培しているような素朴な雰囲気が良かった」と絶景を写真に収めていた。

 14、15日は第42回水仙まつり(越前海岸観光協会連合会、福井新聞社主催)の「水仙・カニフェア」が同町厨の道の駅「越前」で開かれ、越前水仙の無料配布や海産物販売など多彩な催しが繰り広げられる。両日午前10時〜午後4時。問い合わせは町観光連盟=電話0778(37)1234。
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