インディーゲーム開発者向けの交流イベント「INDIE STREAM FES 2016」が、TGS 2016開催中に幕張メッセ周辺のグラン・サウスオーシャンズ海浜幕張にて行われました。本記事で、その様子をフォトレポートにしてお届けします。



まずは、東江亮氏をMCに「INDIE STREAM FES 2016」の開催の挨拶が楢村氏より行われました。その際に、このイベントの代表を『Downwell』開発者のMoppinこと麓旺二郎氏に譲ると宣言。若い世代にインディーゲーム業界のバトンを渡し、彼らに新風を巻き起こしてほしいとの想いが込められているようでした。



麓旺二郎氏は、「2年前にゲームを作り始めて、当時は、部屋に引き籠ってひとりで作っていたんですけれど、そうしている内に寂しくなって、日本のインディーゲームのイベントがないかとググってみたら、INDIE STREAM FESを見つけました。ここで自分のゲームをインディー開発者の人に見て貰った時、すごいモチベーションがあがって、完成させることが出来たんです。そしてこの度、主催側になった事を光栄に思いますし、僕がこのイベントで勇気をもらったように、今度は僕がインディー開発者をサポートできるようなイベントにしていきたいと思っています」と語りました。その際に楢村氏は、「彼はまだ若いので、ここにいる皆さんが彼を支えて、一緒にイベントを盛り上げてください!」とフォロー。そして、乾杯の音頭が行われました。



また同イベントで、「INDIE STREAM AWARD 2016」が発表されました。発表内容は以下の通りです。

「INDIE STREAM AWARD 2016」

BEST OF INDIE STREAM
『TIME LOCKER ― Shooter』sotaro otsuka

BEST OF ART
『BLACK BIRD』Onion Games

BEST OF GAME DESIGN+BEST OF NARRATIVE
『Replica』Somi

BEST OF SOUND
『1000m ゾンビエスケープ!』オインクゲームズ

BEST OF TECHNICAL ARTS
『GIGA WRECKER』株式会社ゲームフリーク

審査委員特別賞
『コード:ハードコア』ロケットパンチ
『コラプス』GG KNIGHTS
『マヨナカ・ガラン』CAVYHOUSE

受賞内容の詳細はこちらです。






そして、2分間の制限時間内でインディーゲーム制作に携わる関係者がプレゼンテーションを行う「ライトニングトーク」が行われました。2D回転アクションゲーム『TorqueL』のWii U版リリースの進捗状況を丸裸にしたり、自分のゲームの紹介は早めに切り上げて、なぜかビールの作り方を解説したり、ビジネス的な「VRのグラフデータ」をぶん投げて、「こんなグラフは全然関係ない!皆さん面白いVRゲーム作りましょうよ!」と会場の参加者を鼓舞したり、今回も斬新なトークの数々が繰り広げられていました。(次回からライブ配信希望です!)

日本のインディーゲーム開発者を取り上げたドキュメント映画『Branching Paths』のアン・フェレロ監督。もうすでに新作の構想を練っているのだとか。
ゲーム作曲家の中村隆之氏。先日発売されたばかりの「ポケモンGOプラス」を装着していて、かなりの上機嫌でした(ほ、欲しい…)。
なんと、あのSUDA51氏と遭遇!写真撮影をお願いすると、ノリノリでポーズを取ってくれました。
今回も数多くのインディーゲーム開発者が参加しており、同業者にゲーム開発のアドバイスを求めていたり、お互いの作品を紹介し合ったり、久しぶりに再会した仲間と酒を飲み交わしたりと、会場は和気藹々な雰囲気に包まれていました。また会場内で、『ペルソナ5』『ポケモンGO』『バイオ』『シルバー事件』『ドラクエ』などの話題が会場の至る所から聞こえてきて、ここにいる人達は、本当にゲームが大好きでゲームを作っているのだという事がヒシヒシと伝わってきます。

まだまだ気が早いですが、新たな世代が立ち上げる「INDIE STREAM FES 2017」の開催が待ち遠しいです。