北米にあるCGスタジオRooster Teeth Productionsが制作したweb向け3DCGアニメ「RWBY」シリーズ。YouTubeでの再生数は7,000万回を超え、世界規模で話題となりましたが、国内向けにも吹き替え版が満を持して登場し、アニメファンを中心に大きな関心を集めました。


国内展開としては、ワーナー・ブラザースから本編「VOLUME1」のBlu-rayとDVDが2015年12月にリリース。また先行イベント上映も11月14日に実施されたほか、11月19日発売のウルトラジャンプにて、三輪士郎氏が手がけるコミカライズもスタート。こうして「RWBY」シリーズの世界が、国内でも華々しい拡がりを迎えました。

海外ではすでに「VOLUME3」まで公開されている「RWBY」シリーズですが、多くの方が本作を支持する魅力はどこにあるのでしょうか。

企画・編集:栗本浩大(@koudai5511)
文:臥待 弦
◆童話モチーフで日本的なデザイン

視聴した人の数だけ惹かれた理由はあることと思いますが、まず一目見て分かるデザインが非常に日本的であることが挙げられます。登場するキャラクターはいずれも、日本のアニメや漫画に出てきてもおかしくないようなデザインなので見た目から親しみやすく、すんなりと作品世界に入り込めるビジュアルです。

また各キャラクターのモチーフが童話になっている点も特徴的です。主人公・ルビーのモチーフは「赤ずきん」。ビジュアルも赤と黒を基調としたゴシックドレスに身を包んでおり、見た目も非常に鮮やか。このほかにも「白雪姫」や「美女と野獣」、「三匹のくま」といった有名な童話をモチーフしたキャラクターも。見た目のみならず個性にも反映されているので、各モチーフをどのように消化しているのかという視点から観ているのも一興です。

◆ロマンが詰まった武器

そしてなんといっても魅力的なのが武器とアクションシーンです。ルビーが持つ武器「クレセントローズ」には銃と大鎌の二形態に変形するギミックが備わっており、銃撃と近接攻撃を行うことが可能。他にも、粉末状のダストをシリンダーに封入して魔法を発動するレイピア「ミルテンアスター」や、二刀流かつ鎖鎌のような攻撃も行える片手剣「ガムボール・シュラウド」など、それぞれ異なるギミックを持った武器が数多く登場します。

「RWBY」のアクションシーンはこれらの武器のギミックを最大限に生かしており、例えば「クレセントローズ」ならば“トリガーを引いた反動で加速し、その勢いを活かして切り込む”など、アクションゲームや格闘ゲームを見ているような爽快感と多様性に富んだアクションを楽しむことができるのです。これは良い意味でゲーム的であり、3DCGの強みだといえます。


因みに本作は、科学と魔法が同居し、人類や獣人、そして「グリム」と呼ばれる恐ろしいモンスターが存在する「レムナント」を舞台に展開。そのグリムの討伐をはじめ、治安の維持などを行う「ハンター」たちの活躍により、この世界は均衡を保っています。そんなハンターに憧れるルビーが、チーム制による養成学校「ビーコン・アカデミー」に入学したことをきっかけに、アニメ「RWBY」が幕を開けます。

こうした世界背景のため、本作にはアクションシーンが数多く登場。そのいずれもがスピード感に溢れており、小気味よい演出が爽快感を倍増。個人の動きもキレがあり見惚れてしまいますが、チームワークで連携を行い強敵を撃破するシーンはダイナミックさに溢れており、達成感もまた格別です。

◆RWBY VOLUME1

歯車のマークから日本語字幕を選択できます。
第1シーズン「Volume1」は全16話構成。ルビーは2年の飛び級という立場で「ビーコン・アカデミー」に15歳という若さで入学し、「チームRWBY」のリーダーを務めることになります。抜群の戦闘センスを持ち、まっすぐな気持ちでハンターに憧れるルビーでしたが、持ち前の情熱や振る舞いが原因で、なかなかチームが一つにまとまりません。


あらゆる意味で年相応に未熟なルビーとその仲間たちですが、「Volume1」ではそんな彼女たちの衝突と成長の過程が見所の一つでもあります。そのやり取りは非常にテンポがよく濃密なのもで、軽口や悪態もセンスが良く、海外ドラマのようなキレが心地よく響くのもポイント。中には軽い伏線が仕込まれているものもあり、その楽しさを増幅させてくれます。


また彼女らの関係値とアクションシーンの関係も面白く、最初の方は個々のアクションが描かれますが、チームとして団結するにつれ、集団戦や連携が見られるようになります。さらにサブキャラクターたちのチームも登場するようになり、特にラストエピソードでは、アクションシーンもより大規模となり、圧巻シーンが連続です。とはいえ「RWBY」全体の物語はまだまだ序盤。更なる展開が気になる余韻を残しつつ、耳に残るエンディングテーマと共に「VOLUME1」が幕を閉じます。

「VOLUME2」および「VOLUME3」への期待が膨らむばかりですが、こちらの日本語吹き替えによるBlu-ray版およびDVD版のリリースも決定しているのでご安心を。

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なお、9月30日にはニコニコ生放送で日本語吹き替え版「RWBY Volume1」の一挙配信が行われるほか、「VOLUME2」の2週間限定の劇場イベント上映も決定しています。









VOLUME1を見ていないので、VOLUME2が見に行けないよ…なんてそんなあなたに!9月30日(金)24:30〜 VOLUME1<日本語吹替版>の一挙配信をニコニコ生放送で行います!ぜひご覧ください。https://t.co/AFLuVoK2Ql#RWBY #RWBY_JP RWBY 日本公式 (@RWBY_JAPAN) 2016年9月26日

■RWBY VOLUME2 2週間限定上映
上映期間:2016年10月1日(土)〜2016年10月14日(金)
公開劇場:新宿ピカデリー、シネ・リーブル池袋、109シネマズ川崎、109シネマズ名古屋、 なんばパークスシネマ、ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13

・VOLUME2入場者特典
B6ポストカード4枚セット(キャスト複写サイン入り)
※数に限りがあります。なくなり次第終了となります。予めご了承ください。

■RWBY VOLUME3 2週間限定上映
上映期間:2016年12月3日(土)〜2016年12月16日(金)
公開劇場:新宿ピカデリー、シネ・リーブル池袋、109シネマズ川崎、109シネマズ名古屋、 なんばパークスシネマ、ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13

・劇場前売り券情報
RWBY VOLUME3 劇場前売り券
1,500円(税込) 
特典:A4クリアファイル

10月1日(土)より公開劇場にて販売
※数に限りがあります。なくなり次第終了となります。予めご了承ください。