刺青彫師の主人公と、刺青により不思議な力が発現する少女たちによる、PS Vita向け都市制圧型シミュレーションゲーム『刺青の国』。映画でおなじみの日活のゲーム業界初参戦タイトルとして注目を集めている作品です。ゲームは、未曾有の大災害によって封鎖された東京23区が舞台。抗争・刺青・みかじめといった仁義の世界を、シンプルなゲームシステムと可愛い萌えキャラクターとともに体験できる内容です。今回はこの挑戦的な試みの作品の魅力を紹介します。


ゲームの目的は、パートナーキャラクターとなる乙女とともに「組」を率い、東京23区の制覇を目指すというものです。23区それぞれには、特殊な力を持つ刺青を彫った個性的な乙女が立ちはだかります。最初にどの地区を攻めるか選んだらゲームスタート。乙女のカリスマ性と戦略を駆使して門下生を増やし、各区を制圧していきましょう。


ゲームはセミオートで進行し、敵地区への攻撃などは時間経過で進んでいきます。そして、攻撃対象地区のチンピラや敵構成員がゼロになると、ボスである乙女組長との「タイマンバトル」が発生。勝利して地区を制圧といった流れで進んでいきます。なお、攻撃している地区は警戒度が上昇し、放置しておくと敵勢力に攻め込まれて大規模抗争が発生。「仁義」パラメータが徐々に減ってしまい、これがなくなるとゲームオーバーになります。


さて、各区を制覇するために重要なポイントが「刺青」です。刺青を彫ると、乙女のカリスマ性やパラメータが上昇。好感度も上がっていくので、徐々に効果の高い大きな刺青を入れられるようになります。1箇所につき複数段階の進化が可能で、色も単色から鮮やかな色味へと変化。さらに、どんどん入れていくと乙女の性格にあった刺青が現れ、可愛い萌えキャラのビジュアルからは想像できない圧倒的な光景が広がります。


新しい刺青を彫るためには、「MP(みかじめポイント)」が必要となります。これは敵の区へ侵攻が始まると1日ごとに入ってくるため、オートで溜まっていきます。ただし、刺青を彫る以外に各区への進行指示にも使用するため、上手にやりくりすることが攻略の鍵となります。


硬派な世界観に加え可愛らしいキャラクターに刺青を入れるという、鋭いギャップと背徳感を得られる都市制圧型シミュレーション『刺青の国』。シンプルなゲームシステムで手軽にクリアできるボリュームとなっており、見た目は尖っていますが中身は遊びやすくなっています。気になっているユーザーはチェックしてみてください。