【松阪】松阪市は二十二日、同市下村町の市子ども発達総合支援センター「そだちの丘」の完成式を開いた。旧三重中京大学駐車場跡地に約七億円掛けて建設した。来月開設する。平成三十年度には隣に県立特別支援学校が開学する。  同市殿町の福祉会館への通所者が増え、手狭になり、老朽化もあり、移転新築した。心身の発達に心配のある子どもを対象に、日常生活での基本動作や集団生活への適応を支援する他、人材育成や保育園・幼稚園・小中学校への専門職員の巡回相談に当たる。  延べ床面積約二千三百平方メートル。築山のある園庭を囲む木造平屋建て。機能訓練室やことばの訓練室、作業療法室などがある。プレイルームはつり遊具やトランポリンを備え、体の動きやスピードの感覚を整理してまとめる脳の働きを促す。  竹上真人市長は「発達障害を乗り越える施設になれば。国の森林整備加速化・林業再生基金事業約二億四千万円を得て地域材を使って造った」とあいさつした。  田村憲久衆院議員は「発達障害は周りの環境で悪化するので、早いうちに見つけ、良い環境で育ててあげれば、顕在化せずに改善する。学びと相談の場が重要」と完成を喜んだ。  同センターでは「ことばの発達が遅い、動きがぎこちない、集団行動がとりにくいなどで気になっていたら、気軽に相談ください」と呼び掛けている。