【多気郡】デザイン事務所「ドランゴンブルームス」(津市中央)の丸川竜也代表(44)が進めるデザイン教育プロジェクトの授業が十二日、多気町片野の勢和小学校であった。六年生約四十人がキーワードを見つけ出すデザイナーの仕事の一端を学んだ。  同プロジェクト「DESIGNED BY CHILDREN〜デザインを手に入れたコドモたち〜」は昨年から同校で始まった。デザイナーの考え方を伝え、「住み慣れた町の景色を違ったように見る」視点や地域の課題解決に向けた道筋を身に付ける狙い。丸川代表が全五回の授業内容を作っている。  三回目となるこの日は「変化」がテーマ。ビルと空、群衆の写真を基に、それぞれを特徴づけるキーワードを挙げ、見合った食べ物に結び付けていった。  丸川氏は「写真の中にいると想像して」などと助言。子どもたちが班別に発表した後、教諭は「デザイナーの仕事で大事なのは、ものごとの本質を表すキーワードを見つけ出すこと」とまとめた。  丸川氏は「今回は答えを掘り当てるためのキーワード探し。対象を理解しないと何が合うか見えてこない」と述べ、「次回は空き家対策や獣害など町が抱える問題を考える『解決』がテーマ」と話していた。