【津】津市白山町のJA三重中央白山加工場で十二日、地元産ダイズと一志米のこうじを使った無添加みその仕込み作業があった。町内の女性十五人が大小のたるに計約五百キロを仕込んだ。  同所では毎年十二月―翌年三月に同JAの特産品「一揆みそ」を仕込む。期間中同じこうじを家庭で熟成させる仕込みの希望者を募っておりこの日が今期の初日。  ベテラン作業員の宇川ふみさん(71)=同町=らが大型の釜でダイズを蒸し上げミンチ状にした後、塩、こうじ、湯冷ましと混ぜて攪拌(かくはん)。ほどよく練り上げたところで女性らがソフトボール大に丸め、協力して自家用のたるに次々に投げ入れた。  みそは約十カ月寝かせると食べ頃になる。地元はもとより伊勢や伊賀など市外から来る人も多く二月末までで三百人を超えるという。  約六キロを仕込んだ石咲祐子さん(58)は「市販のみそとは風味が違っておいしい。嫁いだ娘にも持たせたい」と話した。