【尾鷲】名古屋税関は県尾鷲庁舎で十二日、今月一日付で尾鷲市の尾鷲港が「不開港」になったことによる税関手続きなどについて、関係者らに説明会を開いた。  「開港」は、貨物の輸出入、外国貿易船の出入りが自由にできる港のこと。関税法施行令で定める一年間に貨物の輸出入と外国貿易船の入出港がない▽二年続けて外国貿易船の入出港隻数が十一隻以下と輸出入額が五千万円以下―のいずれかに該当した場合、開港でなくなる。  説明会には船舶代理店や県や市の職員ら二十四人が出席。名古屋税関四日市税関支署尾鷲出張所の熊井伸吉署長は「外国貿易船が入港するには開港している津港や和歌山県の新宮港などへ立ち寄り、税関に申請する必要がある」と手続き上の変更点を説明した。  また、クルーザーやヨットなどの特殊船舶は不開港であっても直接入港できると説明。ただし入港後に、管内の税関へ原則二十四時間以内に入港届を出す必要がある。  四日市税関支署尾鷲出張所によると、尾鷲港への外国貿易船の入出港実績は平成二十六年が計四隻、同二十八年が計二隻だった。